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新潟行

青苧復活夢見隊:2011/08/06

4、5日と新潟の織物を見に行ってきました。

 

「青苧が小千谷縮や奈良晒の原料になる」ということは知っていたし、人にも話してきましたが、現物を見てないので自分の中ではいまいち実感がありませんでした。

でも実際に目の当たりにすると単なる知識ではない手応えのようなものが感じられました。

畑でいつも触っている目の前の青苧が様々な手を経て、美しい織物へとつながっていく。

そのつながりが実感できないと、毎日の単調な作業が畑の中だけで終わってしまいがちですが、始めと終わりを見たことで一つのものとしての価値を再認識できたような気がします。

 

刈り取りもゴールが見え、今度はその中間を埋める果てしない作業が待っています・・・

 

それにしても新潟は手仕事を町全体で産業として発展させてきた歴史があってすごいですね。

車窓から見える広大な田園風景も素晴らしかったし、ものづくりに優れた力強い国だなと思いました。

 

旅することはいつも楽しい。

旅は楽しい。