お知らせ

真麻(まお)ひやむぎを学校給食で!

青苧復活夢見隊:2011/09/05

先日、左沢小学校にお邪魔して、大江町の歴史や青苧復活夢見隊について話をしてきました。
町の特産品である【青苧】ですが
初めて見た!初めて知った!という児童が多く、とても熱心に話を聞いてくれました。
青苧糸作りを「体験したい人!」と聞くと、最初は遠慮がちだった児童達が徐々に「やってみたい!」と興味津々でうれしくなります。やってよかった!
来年は是非みんなに体験し、青苧文化にもっと触れてほしいと思います。
そして若い世代に町の歴史的文化を引き継いでほしいですね。

 

この時の様子が山形新聞に掲載されました。(2011年9月1日の記事です。)

 

柿渋

青苧復活夢見隊:2011/09/03

朝晩すっかり涼しくなりました。

日中の日差しもギラギラしたものがなくなり、過ごし易くなりつつあります。

 

今日は小物や青苧の茎を使ったアンギン織などの染めに使う柿渋を作りました。

昨日収穫したまだ青い柿をざくざくと細切れにし、ミキサーにかけると出来上がり。

数日おいてどのようになるか、お楽しみです。

 

今日ふと、日本の一番の特性、強みは柔軟性があるということなんだなあと気付きました。

人間関係や宗教、ものの考え方の他、およそ考えられるあらゆることに対して柔らかいからこそ、自分以外のものを尊重し、発展のための努力が出来、いろんなことを受け入れることが出来る。

 

受け取ることも出すことも幅が広いからそれがまた新たなものを生み出すんだろうなあと思います。

 

青苧も今までのような伝統保存の観点から考えていたのでは先が続かないとメンバーとも話しています。

 

柿渋がそれに応えられるものになるかはさておき、可能性のあるものはなんでも探っていく。

そんな心積もりで明日も畑に出たいと思います。

葉っぱビジネス&モア

青苧復活夢見隊:2011/08/22

急に涼しくなりました。

刈り取りも終わりほっと一段落しています。

 

この夏はあちこちに行って見聞を広める機会があり、青苧への理解もまた一段と深まってきました。

先日は染色と織りの仕事をされてる方とお話しする機会を得ましたが、どういう人を対象にどういう商品を作るかということで悩んでいるとおっしゃっていました。

 

悩んでいることは皆同じようです。

だからこそ新しいことを考えて取り組まなければ。

 

おかげさまで葉っぱを練り込んだ「真麻ひやむぎ」好評をいただいています。

長いこと雑草扱いされていたからむし。

これまでは使われることさえなかった葉っぱで立派に商品が出来たことは今後の展開にとっても何らかのヒントになると思います。

 

あとは茎を何とか利用したい!

 

いろいろアイデアはありますが、それをどうやって実現していけばいいのか手探りしてるところです。

お金になる、社会の役に立つというところまで持っていければ後は早いと思うんですが・・・

 

無から有を作り出すことを楽しみながらやっていきます。

 

でもちょっと急がないとね・・・