お知らせ

企画展初日

青苧復活夢見隊:2012/01/13

青苧企画展始まりました。

初日の今日は、雪と寒さと平日でそんなに来ないだろうな~という思い込みに反して62人ものお客さんに来ていただきました。

感謝感謝感謝!

YBCテレビとテレビユー山形の二局、それに農業と料理をつなぐフリーマガジン『Gozzo山形』の取材も入り、順調な滑り出しとなりました。

 

先日、金澤屋さんのブログ係長とお話をしていたら、青苧は調湿性(湿度の調整能力)が高いので、夏は涼しく冬は冷たさを感じにくい!というご指摘を受けました。

-10℃にもなんなんとする今日この頃ですが、青苧で作った着物や布団、暖簾に触れたらちょっと暖かい気がするかも?(ちゃんと部屋の暖房も効いてます)

 

お母さん方の作った心温まる青苧もちも用意してますので、ちょっとほっこりしに来て下さい。

巨大団子木飾りがみなさんをお迎えします!

 

夜鍋

青苧復活夢見隊:2011/12/29

先日、新聞の投書欄で中学生の男の子が「お母さん、夜なべって何が入ってるの」と訊いた旨を読みました。

今年は例年になく雪の積もるのが早いのですが、しんしんと雪の降る中、黙々とアンギン織りをしていると「これは夜なべだなあ」と思います。

ただ、黙々とするのも一時間くらいが限度で、後は音楽でも聴きながらでないとやれません。

 

始めはジョージ・ハリスンから入ってジョージの世界とスライドギターを満喫します。

ジョン・レノンを偲んだ曲「all those years ago」を聴くと僕もジョンが懐かしい気持ちになりジョンに変わります。

ソロとなってから、特に晩年のジョンの音楽の偉大さ、やさしさに気持ちも空気もしんとなったら、今度は盟友ポールの『フレイミング・パイ』に移り、ジョンがポールと同じくらい生きていたら、歌でどんな会話が出来ただろうと想像します。

続いて彼らも憧れたプレスリーを聴き、ジョンやポールもプレスリーの歌い方を真似たのだろうなあ、特にポールはそっくりだなあと一人でにやっとしては感慨に耽ります。

その間も手は休みなく動いているわけですが、黙々としているころに比べるとやはり時間の経つのは早いです。

 

雪国では雪が降れば朝早くから起き出して家の前や道路の雪かきをします。

いずれは溶けてなくなるもので、やってもやっても一銭の得にもならない仕事ですが、人々が黙々と雪かきをしている姿を見ていると、僕は不思議と人間の営みというものを感じてしまいます。

まだ暗さの残る静寂の中、聞こえるのは自分の足音と呼吸だけ。

意外と視野も狭くなるため、自分と向き合うには格好の時間なのでしょうか。

そうした後ろ姿から僕は仕事以上の何かを感じてしまうのかも知れません。

 

早起きは三文の得だけれども、こうして色々と考えを巡らせられるという点では夜なべも損ではないなあと思います。

東北芸術工科大学での企画展のお知らせ

青苧復活夢見隊:2011/12/29

1月の大江町歴史民俗資料館での展示と同様に町指定文化財「御戸帳」の展示や青苧復活夢見隊の活動報告を行います。

 

【期間】 平成24年2月6日(月)~10日(金) 午前9時~午後4時(最終日は午後3時まで)

【場所】 東北芸術工科大学 ガレリア・ノルド

【入場】 無料

 

御戸帳とは大江町の中の畑雷(いかずち)神社に奉納されたもので、江戸時代から明治期にかけて青苧を使って地域の女性が織ったものと考えられます。

この度、東北芸術工科大学文化財保存修復センターのご協力により修復することが出来ました。

パネル展では焼畑作業から刈り取り、苧引き、苧績み等、青苧栽培の各工程を紹介します。

また、のれん、バッグ、帽子などの加工品も合わせて展示しますのでこの機会にぜひ青苧に触れてみてください。

最近のお知らせ一覧

月別のお知らせ